検定 - のブログ記事

資格試験には、国家資格・公的資格・民間資格の主に3つがあります。どの資格試験を受験しようか考えていると、だいたいこの種類が出てきて、何が違うのだろう?国家試験の方が格好よさそうだ考える人がいます。

特に、女性はこれらの資格の種類がイマイチよく分からないと言う人が多いようです。確かに、これらは分かりにくいのですが、資格というものを考えてみれば分かりやすいものです。

そもそも、資格というのは2つの側面があります。1つは、能力を必ず持っていないと困るもの、もう1つはその人の能力を評価するもの。

国家資格というのは国が法律等で定めて実施している資格試験です。例えば税理士試験などがあります。税理士というのは、税金に関する業務が中心で、税金は国に納めるものですから、国としては脱税などをされると困るわけでです。ですから、しっかりと法律で定めて、国が試験を実施して、それに合格した人でないと業務をしてはいけないという決まりを作っているのです。

公的資格は、国に準ずる公的な機関が実施する資格検定で、代表的なものに日本商工会議所が主催する検定試験があります。簿記検定と言えば、日商簿記が有名ですね。これらは、能力評価的な要素が強くなっています。つまり、国家資格ほどの縛りはないものが中心です。

民間資格は、それこそ山のようにあります。有名な資格では、カウンセラー資格などがあります。一方、単なるペーパー試験で認定してしまうような資格もあって、それにどこまで価値があるのかは微妙です。

以上のように、資格には3つの種類がありますが、それは、試験を誰が実施するのかの違いであり、国家試験ほど重要と思われる試験を実施しています。それは、国としてしっかりと試験を行って知識や能力を確認しておく必要があるからです。誰でも医者になることができるとすれば、これは問題です。民間資格で医者と言う資格があっても、信頼性という観点では少し疑問ですね。

だからと言って、公的資格や民間資格が信頼性がないというわけではありません。民間資格には、国家資格以上に難易度が高いものや重要視されているものもあります。結局は、自分がどの資格をどのような目的で取得するのかが大切になります。

なお、国家試験には独立に有利な資格が多く、公的資格や民間資格の場合には就職や転職に有利な資格が多いと言うのも特徴かも知れません。

資格試験に限らずですが、受験というものは合格ラインが決まっています。例えば、100点満点中70点以上で合格とか、基準となるラインが明確になっていることがほとんどです。

しかし、資格試験の場合、基準が決まっていながらも採点方式には2種類あり、それは絶対評価基準と相対評価基準の2つに分類されます。

絶対評価というのは、合格基準点が完全に固定されているものです。例えば、受験要項に記載されているものがそのまま本試験の採点に適用されてきます。100点満点中、70点以上で合格。問題数は50問で1問2点。この場合、試験の難易度に関わらず、35問以上の正答で合格が確定します。これを、絶対評価基準による採点と言います。

一方、相対評価基準による採点方法もあります。これは、試験の難易度に応じて合格ラインが変動するというものです。もっと言えば、受験生の出来具合に応じて合格ラインが上下すると考えてよいでしょう。相対評価による採点では、合格ラインが変動しますので、一応の目安である70点以上で合格というものがあったとしても、実態は常に変動します。つまり、その合格ラインが絶対固定ではなく、相対的な評価になります。

これらは傾斜配点と言う手法による採点方法により行われることになります。多くの資格試験では相対評価による合格ラインを採用しており、結果として傾斜配点が使われていることが多いようです。また、検定試験などの場合には絶対評価による採点が行われる傾向にあります。

いずれにしても、相対評価試験の場合、合格ラインが変動するわけですが、その目的は合格者や合格率を一定にしたい、という思惑が存在しているからです。ですから、相対評価の試験が合格しやすいとか絶対評価による試験の方が合格しやすいという性質のものではありません。あくまで、採点の方式に過ぎないのです。

ただし、これらの採点方式により勉強方法も変わりますし、これらの採点方法を前提に置けば、合格するための仕組みが見えてくることもまた事実です。自分の目指す資格試験がどのような採点基準を採用しているのかは、資格試験比較ガイドを参考にしてください。採点方法によって勉強方法が変わると言うことは基本的にありませんが、知っておくことは大変重要になります。

毎月何らかの資格試験が実施されています。資格試験は現在およそ3,000種あると言われており、試験はたいてい日曜日に実施されることが多くなっています。そうだとすれば、ほぼ毎週何らかの資格試験・検定試験が実施されているということになります。

ところで、資格試験の実施は夏の時期が多いことをご存知でしたか。大きな国家試験になると受験者の数も相当数に上ります。特に、年に1回しか実施しないような国家試験では何十万人という受験者を集めるものもあります。

この場合、場所を確保するのが一苦労になります。主催者としては、できるだけ一箇所で試験を行った方が都合が良い訳です。そうなると、試験場として適当な場所は「学校」なのです。特に、大学や短大などはもともと学生数が多いため、教室数も多く、大量の受験者を収容可能です。

大学を始めとした学校で実施する場合には、学生が普段いないときに実施することが都合が良いわけです。そのため、大学等の学校が休みである夏休みに資格試験が実施されることが多くなっています。

必ずしも大学で全ての資格試験を行うわけではありませんが、大学などの大規模なスペースは収容人員も多く、机も完備されています。会議室などで試験を行う場合には、この机や黒板(ホワイトボード)などの準備も一苦労なのです。

大学等であれば最初から備え付けられていますので大変都合がよいのです。

さて、夏に試験が多いと言うことは、暑い最中で本試験を受験しなければならないということです。昔はクーラーすらない状況の中で本試験を受験していましたが、今は改善されているようです。(現在でも、古い大学などはクーラー設備がありませんので、汗だく状態の中で試験を受けなければなりません)

意外にも夏に風邪をひいて試験を受けられなくなったという受験生も多くいます。夏に本試験が行われる資格試験の場合、体調管理も重要な要素ですね。

資格検定は就職や転職に大きな武器となるものです。一般的に、資格を保有しているというアピールは、履歴書に書くことによって行います。(もちろん、面接などの際には口頭にて行うことになりますが、そもそも履歴書に書くことで書類選考を通過するのも目的に一つになります)

資格検定を履歴書に書くのは問題ありませんが、いくつかの注意点を挙げておきます。

・詐称しない
これは当たり前のことですが、合格していない資格検定をあたかも合格済みのように履歴書に書いてしまうと経歴詐称になってしまいます。資格試験を勉強中の人が履歴書に資格検定を書くケースがありますが、その場合には現在勉強中であることをしっかりと明示するようにしましょう。

・あれもこれも書かない
資格検定を託宣保有していると、あれもこれも履歴書に資格を書く人がいますが、就職希望先の会社や募集職種と無関係なことは書く必要はありません。むしろ、履歴書に書いてしまうことで別の専門分野のスペシャリストであるとか、資格マニアである、というような印象を与えてしまう可能性があります。

もちろん、たくさん資格検定を持っているのは素晴らしいことですが、履歴書を出す企業や募集職種に沿った(適合した)資格検定のみを履歴書には書くようにします。もちろん、運転免許証などは共通して書くことができる資格・免許です。これらは切捨てずにしっかりと書くようにします。

・下位級の資格検定は慎重に
善し悪しではありませんが、例えば○○検定4級というのはなかなか履歴書には書きづらいものです。書くのは構いませんが、それほど評価はなされない場合があります。級によって資格検定のレベルが定められているのもについては、2級以上から履歴書に書くようにしたほうが良いでしょう。3級以下の場合には、募集職種や特別な資格試験(難易度が高い、専門性が高い)というものでなければ、履歴書には書かない方が無難かも知れません。履歴書に書くことによってマイナスの評価になることはないと思いますが、プラスにもなりません。

だとすれば、資格検定を履歴書に書いてアピールしたいのであれば、級が存在するものについては、2級以上の合格を最初から狙って勉強しておくのが良いと言えます。やはり、3級以下では初歩的というイメージが採用担当者も考えているようです。

目指す資格試験が決まっている人は、その資格試験に何らかの魅力を感じているはずです。それは、得られる知識かも知れませんし、合格後に得られるステータスのようなものかもしれません。あるいは、士業としての独立を目指して、難易度の高い資格試験を敢えて目指している人もいるでしょう。

資格試験は競争試験であり、合格率が存在します。つまり、誰でも合格できる試験ではないということですが、だからこそ資格取得後は価値があると言うこともできます。資格保有者は貴重な存在なのです。

ところで、資格試験の合格率はだいたいどの程度なのでしょうか。

一般的に、検定と言われる試験は3級・2級・1級というカテゴリー分けが中心です。合格率としては、3級は初級にあたりおよそ50%程度。2級は30%程度、1級は10%程度に設定されているものが多いようです。

この場合、3級は落とす試験ではなく、誰でもしっかりと勉強すれば必ず合格できる試験です。その基準は合格率で50%になります。一方、1級のように10%程度の試験になると、落とす試験です。この場合、相当がんばって勉強をしないと当該資格検定に合格することはできません。

その他の資格試験でも同じ目安となります。国家試験などもたくさん行われていますが、合格率が10%切るものを難関試験と総称しています。10%の壁と呼んでいますが、通常であれば10%を切る試験は独学での勉強法では合格が困難あるいは長期にわたってしまう、と言われます。

独学で勉強するか、資格学校に通う(通学講座、通信講座)の分岐は合格率からみることもできます。あなたが狙う資格検定試験の合格率はどのくらいでしょうか。

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