計画 - のブログ記事

資格試験を目指す目的は人によって様々だと思います。ただし、共通している部分があり、それは「資格試験に合格する」ということです。

当たり前のようですが、資格試験を受験する際には「合格」が前提として存在しています。どんなに勉強したところで合格することができなければ、極端な話「勉強していない人」と同じなのです。

資格試験に合格することは、自分自身の能力向上を意味します。それは、合格証書という目に見るものだったり、合格証書が発行されると言うことは、あなたの能力を第三者の資格検定実施機関が証明したということです。

さらに、資格試験の受験には様々な能力を求められます。それは、勉強を進めるための計画の立て方や計画に沿った推進力、勉強方法、勉強の継続。受験勉強に対する戦略的なものから、テクニックなどの戦術的なものまであらゆる能力が複合的に合わさった時に、資格試験の合格を勝ち取ることができるのです。

そうだとすると、資格試験の受験を通じて得られることは、単に資格の合格と言う2文字だけではありません。それ以外の目に見えない複合的な要素までも含むのです。実はこれらの方が重要であり、有用ではないかと思います。

特に、独立をする場合などは、精神的なものもかなり強く成功には影響します。そういった精神力も資格試験の受験を通じて得ることができるのです。もちろん、就職や転職などの面接の際にも、影響します。

資格試験を通じて得られるもの。それは、お金では買うことができない、自分自信に対する「自信」なのです。だからこそ、資格試験に挑戦する人は減らないのでしょうし、いくつもの資格試験に挑戦し、合格していく人はより自信を深めていくのだともいえます。

全体像を把握する

| 準備編 |

目指す資格試験が決まれば、勉強を進めていくことになります。しかし、いきなり勉強を始めても、どこかで行き詰まりを迎えてしまう可能性も高く、また、どのように勉強を進めていけばよいのか具体的になりません。

「木を見て森を見ず」とはよく言われることですが、資格試験の勉強においても同様のことが言えます。

資格試験に合格するためには、まずは全体像を把握することが必要です。全体像とは、目指す資格試験によって異なるものではありません。だいたい、以下の内容を押さえておく必要があります。

  • 勉強しなければいけない量(記憶する分量)
  • どのような内容が出題されているのか

以上の2点は、非常に単純ではありつつも今後の大きな方向性を決める上では大変重要な要素です。難関試験に挑戦する受験生が、全ての勉強範囲を本試験日まで終了できずに受験を断念してしまうと言うのは、試験のボリュームをしっかりと最初に確認することができていないからです。ですから、本来進めなければいけない理想の計画ではなく、自分の感覚で勉強を進めてしまった結果、遅れが生じてしまう。最初の段階である程度の勉強量を把握しておけば防ぐことができるはずなのです。

同様に、出題形式が論述や記述式であったにも関わらず、択一中心で勉強してしまった。なので、記述力が不足しており、本試験で対応することができなかった。これらも、あらかじめ記述式や論述式の解答があるということをしっかりと知っていれば、このような事態は回避することができるはずです。択一式の勉強をしながら、記述式のことを頭に入れた勉強も可能になります。

これらを回避するため、すなわち全体像を把握するためには本試験で実際に出題された過去問を丹念に読むことが有用です。解くのではありません。単に読むのです。

そうすれば、どのような内容の問題が出題され、それが何問程度あるのか。どのような解答方式なのか、などが全て分かります。つまり、過去問と言うのは、最初に目を通して、今後の勉強方法の方向性を決めるための最も重要なものになるのです。

通信講座や通学講座の場合には、過去問は最後の方で使うことも多いようですので、資格学校の講座を受講している人については、講師に言われることがなかったとしても過去問は早い段階から目を通すようにしてください。そうすれば、自分が最終的にどのような問題を解ければ合格することができるのかを早めに理解することができます。

独学の人は、真っ先に過去問を見るようにします。そして、過去問で出題されている問題をしっかりと解くことができるようになるための教材をテキストとして購入するようにします。これが、独学におけるメイン教材となります。

全体像がつかめれば、目指す資格試験の本試験までの道のりは明確になります。そして、それを計画に落とし込み、継続して勉強を進めていけばよいのです。

航海の際に、最初に進むべきルートが間違っていたり、中途半端なものであったとしたら、船はいつまでたっても目標地までは到達することができません。資格の勉強も同じことなのです。

資格試験の勉強サイトはたくさんあります。有用な情報を提供しているものもあれば、正直言ってそれほど内容があるとは言えないものも数多くあります。

特に、独学で資格試験の勉強をしている人は、情報入手先が勉強サイトを中心としたインターネットが中心になるため、積極的にサイトから情報を入手しようとしているようです。

しかし、勉強サイトの中には情報が古いものもあり、注意が必要です。古い情報は価値がないばかりか、場合によっては合格が遠ざかるようなものも含まれており、その見極めには困難を極めます。

とにかく様々な情報を集めたいというのは分かりますが、正しい情報を集めなければ意味はありません。そこで、活用して頂きたい方法に、勉強サイトではなく、資格学校の資料を請求するという方法です。

各資格学校では、通信講座などの資料請求を無料で行うことができます。その中に含まれている情報には、有用な情報が実は多いのです。資格学校の通信講座や通学講座を受講している人は資格学校から随時情報が提供されますので心配ありませんが、独学の人は資料請求を行うことで様々な情報を入手することができます。

資格学校の案内書は基本的に無料で送付してくれます。単なる通信講座や通学講座だけの資料とは思わないでください。どこの資格学校も資料は作りこんでいますので、最新の資格試験情報が満載となっています。

さらに、模擬試験情報や無料の情報会員などを募集している資格学校もありますので、できれば3校程度の資格学校の資料を請求すると良いでしょう。そのほかにも勉強計画なども入手できます。

さらに、合格者の勉強方法や掛かった勉強時間や勉強期間などが紹介されていることも多く、非常に参考になります。既に資格学校の通信講座や通学講座を受講している人でも、資格受験の息抜きなどにもなりますので是非、請求してみてください。

勉強サイトを見ているとあっという間に時間が過ぎてしまい、勉強しないで終わってしまうことも多々あります。資格学校の資料であれば、紙ベースで手元に残りますので短時間で見たり、モチベーションが下がったときなどにも有用です。

まだ資料の請求をしていない人は、3校程度の無料資料を請求してみると良いでしょう。独学で勉強があまり進んでいないと言う人は、良い通信講座等があれば受講を検討しても良いと思います。少しお金は掛かりますが、それほど高いものではありませんし、不合格を考えれば少し負担してでも完全な合格を狙った方が良いと思います。

勉強には継続性が必要であり、非常に大切な要素です。継続することは一見すると簡単そうに思えるかも知れませんが、実は最も難しいと考えても良いかも知れません。そのぐらい、資格試験の合格を目指すうえでは、勉強を継続することが重要になってきます。

極端な話、継続さえしていえば、勉強法がある程度ズレていても合格できてします。もちろん、正しい勉強のやり方に比べて時間は掛かるかも知れませんが、継続すると言うことはそのぐらいインパクトのある行為です。

効率を求めることも重要ですが、効率とは最初から得られるものではありません。試行錯誤の中から、数々の失敗や経験の中から始めて効率が生まれるものです。効率的な勉強を最初から求める人も多いですが、実際に自分が勉強を続けていく中でようやく効率的な勉強法を会得できるようになります。

勉強を継続するためには、精神論も重要ですが、やはりそれだけではなかなか続くものでもありません。そのため、計画が必要になります。計画とは、具体的には現時点から本試験前日までに何をどのように進めていくのか、それを表したものです。

計画と聞くと、難しいものをイメージする人も多いようですが、難しく考える必要はありません。自分の目指す資格試験に合格するために、どのように勉強を進めていくのかを明確にすること、これが計画です。

計画は具体的であればあるほど、それ以降の効率的な勉強方法を確立するのに役立ちます。頭でイメージするのではなく、紙にしっかりと書き出すことがポイントです。

もちろん、実際に勉強を始めていけば計画通りに進むことは稀で、ほとんどが計画よりも遅れてきます。しかし、それはそれで良いのです。遅れている、という認識が自分の中で働くことで、効率的な勉強方法を自ら生み出すように作用します。もちろん、勉強を放り投げたくなるほど遅れてしまっては大変ですが。

アーカイブ